福さがし

毎日の中にある福や喜び、楽しさを貪欲に見つけていきたい。
ご機嫌さんでいこう!

本がお前を選んだんだ!


前回の続き、マンガ『図書館の主(あるじ)』紹介です。
書庫整理を手伝わされることになった宮本。
御子柴にポンと手渡された本、何気なくページをめくり読み始める。
その本は、『新見南吉、うた時計』
新見南吉、『ごんぎつね』の作者です。
『ごんぎつね』教科書に載っていた気がするけど、どんな話だったっけなあ?
恥ずかしながら、おぼろげな記憶の私自身を発見。
皆様は覚えてらっしゃいますか?
(というか、教科書への掲載も地域や年代でバラバラなのかな??)
はたまた、新見南吉さんの本を読んだことはありますか?
そして、物語を読んでいくにつれ自分自身と登場人物を重ねる宮本。
何故?この本が今自分のところに?
御子柴に向かって『あんた、わざとこの本を渡したのか?』という宮本の問いに対する答えが、
『お前が本を選ぶんじゃない、本がお前を選ぶんだ!』
だったのです。
図書館や本屋さんで出会って手に取ったあの本。
私が選んだんじゃなく、本が私を選んでくれたのかも!?
そう思うと、照れくさいような嬉しいような、なんともワクワクした気持ちになります。
本との出会いに愛おしさが増すような(^^♪


『うた時計』を読み終えた宮本は、走って外へ出て父に電話をかけ直します。
父さん、時計を返しに行きたいんだ、と。
そして、この児童図書館タチアオイへ通う日々が始まるのです。
この図書館で、さまざまな人や本に出会うのです。
色々な登場人物や、本の話は・・・また次回に。
これがまた、魅力的な人々、本が出てくるんです♪


面白さや熱い想いをうまくまとめられず、連載となってしまってますが(汗)、
のんびりとお付き合い頂ければ嬉しく思います。